SAPIX5年生 国語52-21

国語Aテーマ 知の冒険「相手を大切にする心～敬語」 尊敬語・謙譲語・丁寧語、手紙の書き方、等を学習。

未だに日本語がところどころアヤしい長男は いわゆる「ら」抜き言葉や二重敬語などを連発する。 敬語を正しく学んで使い分けができるようになると、 登場人物の人間関係を見抜く手がかりが得られるなど 物語文の読解でも大いに役に立つ。

確実に学んでほしいだけに、大人も気をつける必要がある。 当たり前のように使いこなしているつもりでも 思いがけない誤用をしていることがある。 子供にウソを教えてしまわないように、 少しでも不安なときは必ず調べるようにしなければ。

【今日の一問】 7⃣次の文の　　線部について、指定された字数でふさわしい敬語に直しなさい。 ⑩休暇中、先生は何をしますか。（三字）

（正解） なさい （長男） なさり

うん、惜しい。

国語Bテーマ　物語文　川端裕人「今ここにいるぼくらは」より サンペイはクラスに友達がいない「いるのかいないのか」わからない存在だ。 彼は学校の近くの池に居る「ヌシ」を探しているが、「ヌシ」の存在を信じない 福ちゃんたちからは「ほら吹き」と言われて嫌われている。 博士はたまたまサンペイと親しくなり、サンペイがほら吹きでないと思うようになるが 二人はクラスの子たちから無視されるようになる。 福ちゃんはサンペイの格好つけているような態度が気に入らない。 博士はクラスのみんなとサンペイとが仲良くやれたら楽しいと思い 福ちゃんと仲直りしたほうが良いと言うが、サンペイはそれを拒む。 そこで博士がサンペイに「逃げているみたいだ」と言ってしまい… という物語。

妬ましい気持ちからサンペイを嫌う福ちゃん、 一見飄々としてとしているようだが本音をさらけ出せないサンペイ、 サンペイを思いやる気持ちが裏目に出てしまい孤立する博士、 三者三様の心情が丁寧に描かれている（と思う）のだが、 長男は全くと言っていいほど理解できなかったようだ。

テキストの本文に書き込みがほとんどないのも気になる。 授業中に宇宙と交信していて全く頭が働いていないのか、 さっぱり理解できないから手が動かないのか。 どちらにしても、深刻な問題だ。

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