2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX6年生 土特 国語06

1⃣説明文 菊池律子「目で見る言語・耳で聞く言語」 2⃣物語文 上野哲也「ニライカナイの空で」 3⃣紀行文 井上ひさしボローニャ紀行」

4月度マンスリー確認テストの惨憺たる結果を受け、 ようやく危機感を持って国語と向き合うことにした長男。 まずは知らない単語を徹底的に調べつつ、精読を進めていく。

1⃣文字のある言語と文字のない言語の差異について、 フィジー語研究者である筆者が論じる。 長男にとっては 『自分にとっての「常識」が通用しない世界≒物語の世界』なので ある意味、物語文を読んでいるような感覚だったようだ。

2⃣新一と竹雄はボロボロの船を改造して海に出ようとしていた。 新一は船大工の大木さんにあこがれていたが、 大木さんは竹雄のことばかり高く評価して… という物語。 大工道具の名前がさっぱりわからない上に、 会話に出てくる九州の方言で混乱する長男。 「そうか、それならよかばってん」→「そうか、それなら良いが」 という変換ができない。 「ばってん」って、×(バツ)の別の言い方だよね???、で思考停止。

3⃣「ボローニャ方式」と呼ばれるホームレス支援について。 問6(2)「ボローニャ方式のやり方を読んで、あなたの考えたことを書きなさい」 という出題。

何をどう書けばいいものか、まったく手がかりが無く途方に暮れる長男。 困った時は「対比」の構造を盛り込んで、持論を展開するという作戦を伝授。

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