2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 国語52-31

国語Aテーマ 知の冒険 「これまで学んだ国語の知識を改めて確認しよう」 確認しよう①「熟語の組み立て」 確認しよう②「れる・られる」 確認しよう③「ない」 確認しよう④「の」 確認しよう⑤「そうだ」 確認しよう⑥「らしい」 確認しよう⑦「ようだ(ように・ような)」 確認しよう⑧「敬語」

未だにところどころ日本語がおかしい長男。 基本的な内容でも理解していないことが多い。 とんでもない勘違いも多々見られる。

【今日の一問】 7⃣下線部の言葉と同じ働きをしているものを選びなさい ③花火大会の後の浜辺はとてもきたない ア.私ならばそのようなことはしない イ.夜道を一人で歩くのはあぶない ウ.他人に迷惑をかけてよい場所などどこにもない エ.この本はあまり面白くない

(正解) イ

例文は「きたない」という形容詞の一部の「ない」 アは動詞「する」を打ち消す助動詞、 イは「あぶない」という形容詞の一部の「ない」、 ウは「存在しない」という意味の形容詞、 エは「面白い」を打ち消す形容詞。

(長男) ウ いくらなんでも「きたない」「あぶない」という言葉は知っていると思うのだが。

国語Bテーマ 説明文 河合隼雄「物語とふしぎ」より 人間は「ふしぎ」に思ったことを何とかして心に収めたい という性質がある。しかし大人になって毎日が同じことの 繰り返しだと「ふしぎ」と感じることが減ってきてしまう。 その一方で「あたりまえ」を「ふしぎ」と受け止める大人もいる。 子供の世界は「ふしぎ」に満ちていて、「ふしぎ」に対して 自分なりに考えて答えを導き出そうとすることで人生が豊かになる。

「ふしぎ」を納得する方法として、人は外的な現象と内的世界を 重ねあわせて物語を作り「ふしぎ」を心に収めてきたが、全ての 現象を説明するには不都合が生じる。

そこで人類は「ふしぎ」な現象と人間を切り離して考え、自然科学 を生み出した。これは外的事実に極端に縛られた「物語」である。 それに対して自分の心に縛られ現象を吟味しないことを妄想と言うが、 これは内的事実に極端に縛られた「物語」であると言える。 という説明文。

「ふしぎ」と「あたりまえ」、「外的現象」と「内的現象」、 「自然科学」と「妄想」、といった対比構造を読み解く。 明確な文章構成と論理的な展開、今回は長男も少しは理解できたようだ。

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