2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

2月3日、合格発表

昨日の時点で当初予定していた試験日程は全て終了していた。

 

ただ、開成と渋渋第2回の両方とも不合格だった場合には

5日の渋渋第3回を受験することにしたため

11時の渋渋合格発表までは長男は家で勉強していた。

 

そして迎えた渋渋の合格発表。

自分の番号を見つけてガッツポーズをする長男。

帰国生入試不合格という悔しさがあっただけに

特に嬉しかった様子。合格おめでとう!

 

これで後は開成の発表を待つのみ。

早めの昼食を済ませて12時の発表に備える。

 

合格発表のサイト、そこに長男の受験番号はなかった。

見落としかもしれない、と端から端まで何度も見直すが

それでも見つけることはできなかった。

 

不合格という現実を受け入れるまでに10分近く経っただろうか。

言葉を失っていた長男がようやく画面から目を離し、悔し涙を流した。

 

そこそこ自信はあったのに、どこが悪かったのだろう。

長男は開成の試験問題を取り出して一人反省会を始めた。

 

SAPIXに電話して結果を連絡し、先生と話したときには

かなり落ち着きを取り戻していた長男。

先生から渋渋合格を喜び労う言葉をかけてもらった。

 

私と夫は残念な気持ちがあるのはもちろんだが、

それ以上に長男がここまで頑張ってきて

大きな成長を遂げたことが何よりも誇らしく、嬉しくてたまらない。

胸を張って、渋渋合格を祝福する。

 

小学2年生の夏、ほとんど日本語が話せなかった長男が

開成中学に挑戦して善戦できるところまで辿り着いた。

長く苦しい道のりだっただろうに、

一度も弱音を吐くことがなかった。

 

これから先、長男はどんどん一人で道を切り開いて

自分の将来を掴んでいくのだろう。

もう、私を必要とすることもなくなっていくのだろう。

 

振り返れば辛いことも多かった日々のはずなのに、

今はただただ長男の成長を間近で見ることができたことに

喜びと感謝しかない。

 

本当に、よく頑張りました。

君を誇りに思う。

おめでとう。ありがとう。