3年生になって

3年生になるとテキストの量も増えて これまで以上に復習に時間がかかるようになりました。

ところが ただでさえ日本語に慣れていないのと 生来マイペース過ぎる性格のせいで 何事にも驚くほど時間がかかります。

それに机に向かわせても一瞬で飽きて 宇宙と交信していたり 3歳年下の次男が構ってほしくてちょっかいを出すと あっという間に勉強を放り出して遊び始めます。

そんなこんなで基礎トレーニングも 一日10問の計算問題を解くのに 30分以上かかることもザラでした。

得意なはずの算数でさえこんな有様なのですから 苦手な国語は悲惨なものです。

仮名文字の読み書きもところどころアヤしいくらいなので 漢字にはもっと苦労しています。 あまりに字が汚いので何度も書き直しをさせますが 筆圧が強すぎるのですぐに手が疲れて 漢字練習をサボろうとします。

ただ、ここで根負けしてはいけない。 単純な反復練習を続けていれば 必ず漢字力が向上するから、と言い続けます。

長文読解は更に大苦戦です。 音読させるとあまりに語彙力がなさすぎるのが ありありとわかります。

知らない単語は国語辞典で調べさせますが 50音順が頭に入っていないのか?と疑うほど たっぷりの時間をかけて単語を調べて 挙句の果てに「辞書、載ってない」

そんな訳ないでしょ！ 怒ってはいけないとは思いつつ、ついイラっとします。 長男の手から辞書をひったくり 一瞬で見つけた単語を見せて音読させて…

開成への道、まだまだ遥かに遠く険しいものがあります。

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