2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 国語 サマーサピックスN52-10

テーマ 物語文 黒井千次「子供のいる駅」より 小学2年生のテルは一人旅にあこがれていた。 ある日、テルは友達の誕生会に行くために 一人で電車に乗って初めての旅をすることになる。 行きは問題なかったが、帰りの電車で切符をなくしてしまい… という物語。

物語の最後の場面では 切符を無くしたからにはこのままずっと改札口から出られない、 駅の中で暮らしていなかければならない、と思い込んで テルは階段の裏手にしゃがみこむ。 するとそこにはテルと同じように切符を無くして 駅から出られなくなった子供たちが20人ほど住み着いていた、 という展開になる。

ありえない状況なのに、それを現実の出来事としてすんなり受け入れる長男。 もっとも、「ここからはテルの見ている夢の世界の物語です」と 書いてあったとしても気付かず読み飛ばしてしまうのだろう。

国語以外の科目ではいちいち細かいご託宣を並べる長男だが、 物語に出てくる理屈に合わない現象にはツッコミを入れない。

夏期講習の国語全10コマを終え、絶望的な徒労感に襲われる。

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