2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 算数 サマーサピックスN51-13

テーマ 立体図形(2) 同じ深さにする、棒を入れる、容器を傾ける、 仕切りのある水槽、腰かけつきの水槽、等を学習。

510-11立体図形(2)とN51-03立体図形(1)の復習と問題演習。 水槽に毎分一定の割合で水を入れたときの時間と水深のグラフの読み取りは 前回学習した時に大苦戦していたが、さすがに慣れたのか。 その一方で、国語力の低さから来る思考停止も頻発。

【今日の一問】サマーサピックスN51-13 p6 棒を入れる(3) 1⃣半径24cmの円柱型の容器に深さ10.5cmまで水が入っています。 ここに半径4cm、高さ13.5cmの円柱を底面が底につくようにまっすぐに 容器の中にいれていきます。 ただし、円柱と円柱が接しないように入れるものとします。 (2)円柱を12個入れたとき、水の深さは何cmになりますか。

(正解) 容器の底面と円柱の底面の半径の比は24:4=6:1、 容器の底面積と円柱の底面積の比は(6×6):(1×1)=36:1

円柱が沈まないと仮定すると底面積を㊱から①×12=㉔にせばめることと同じ。 したがって10.5×36÷24=15.75cmになるが 15.75>13.5なので、円柱は完全に沈む。 ①×13.5×12÷㊱=4.5cm水面が上がる。 よって、10.5+4.5=15cm

(長男) 「問題文の最後、『円柱と円柱が接しないように入れる』ってあるけど、 接するのと接しないのって何が違うんだろう?」 ぐずぐず文句を言っているので、質問教室に行かせた。

先生によると「円柱同士を積み上げる」と解釈する子がいるから、 敢えて「接しないように」という注意書きを加えているのだそうだ。 その発想はなかったので驚く。 (もちろん、それぞれの円柱の底面が容器の底面に完全に接するように沈めた場合には 円柱同士の側面が接していても離れていても水深は同じになる)

誤解を防ぐための但し書きで逆に混乱するという、どうにも救いのない珍事件だった。

[affi id=2]