2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 国語52-16

国語Aテーマ 知の冒険「かたことの文からの卒業」~助詞・助動詞 「れる・られる」「ない」「の」「そうだ」「らしい」等々 文章を正しく読み書きするために不可欠の知識を学習。

長男は言葉の発達が遅く、4歳の時点で日本語もほとんど話せなかった。 その状態で渡米して3年間現地校に通っていた。 アメリカ在住中でも家族の会話は日本語、 しかも週一回は日本語補習校に通っていたが 長男の日本語は上達せず、言語による意思疎通が困難だった。 帰国から3年近くたった今もなお、明らかにおかしい日本語を使う。 今回の内容も理解が浅く、記号選択問題をデタラメに解答している。

【今日の1問】 練習問題6⃣次の例文中にある   線部の言葉と同じ働きをしているものを選びなさい ⑤チョウのような身のこなしで相手をかわす。 ア.きような手先で仕事をする。 イ.私は京都のような古都に興味がある。 ウ.今朝は真冬のような寒さだ。 エ.あの男が犯人のような気がする。 (正解)ウ 例文:たとえ(まるで~のようだ)の意味を表す ア:「器用な」という形容詞の一部 イ:例示(例を挙げて言うと~のような)の意味を表す エ:不確かな断定・推定(どうやら~らしい)の意味を表す (長男の解答)エ せめてイかウで悩んでほしかった。アを選ばなかったのはせめてもの救い。

国語Bテーマ 物語文 阿部夏丸「泣けない魚たち」より 「僕」と「転校生」の心の交流と、それを見守る先生の物語。 複雑な家庭の事情を抱える「転校生」は誰とも打ち解けようとしなかったが 川で釣りをしたことをきっかけに「僕」と仲良くなる。 二人が夏休みの宿題として工作を提出したところ 担任の先生がそれを絶賛して作品を譲ってほしいと言い出して…

本文中で「僕」は先生の話が理解できずに当惑する場面が何度か出てくる。 先生は学生時代の研究テーマ「魚は、泣けるか泣けないか」の内容をもとに 「転校生」の心情を気遣う話をする。 「魚の涙」というのは一人で泣いているかもしれない「転校生」のことを指しているのだが 当然ながら、うちの小学生男子はそれが比喩表現だという事すら気づいていなかった。

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