2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX4年生 サピックスオープンの反省点 国語

偏差値42。安定の低空飛行が続く。

1⃣漢字読み書き、2⃣四字熟語・慣用句 確実に全問正解してほしいところだが、かろうじて平均以上の得点。 日々の家庭学習で漢字練習と言葉ナビの復習を徹底しなければ。

3⃣物語文 磯みゆき「わたしのひよこ」より

「わたし」は女子グループの子たちの集まりにペットのひよこを連れて行った。 ひよこが嫌がっているのに気づいていたが仲間外れになるのが怖くて リーダー格の「ナオミ」の言うことに逆らえなかった。 動物好きな「はる子」は見かねて止めようとしたが、 グループの子たちに嫌われまいとして 逆に「はる子」に対して怒ってしまった。

ひよこはその翌日死んでしまった。 悲しみと後悔でいっぱいだったが 誰にも言えずに苦しんでいた。

その後「わたし」は動物の命を軽く見ている「ナオミ」に強い反感を持つ。 嫌われても、ひとりぼっちになっても構わないという気持ちで 「ナオミ」の言うことに逆らって駆け出した。

「はる子」はそんな「わたし」のことを心配して追いかけてきてくれた。 「はる子」もまた「わたし」に嫌われたくなかったので 強く止めなかったことを後悔していた。

二人はひよこのお墓参りをして立ち上がると、手をつないだ。

という物語。

問題用紙8ページ半に及ぶ長文。 「わたし」の名前(ひな子)は本文2ページ目最後近くの会話文で初めて登場するのだが 長男は「わたし」=「ひな子」ということがまず把握できていなかった。 リーダー格の「ナオミ」は「わたし」のことは「ひな子ちゃん」と呼ぶのに対して 「はる子」のことは「植木さん」と呼んでいる。 このことから「ナオミ」は「はる子」に対して よそよそしい態度を取っている(仲間外れにしている)ということに気付けば 登場人物の人間関係がすんなり理解できるのだが、そこまで考えが至らなかったようだ。

問六・八・十の記述問題は全くの白紙解答、問12は15点配点のところ部分点2点。 問題文を読むだけで精一杯で時間切れになったと言い訳。 読解力不足もあるが、処理速度を向上させなければ。