2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 国語52-34

国語Aテーマ コトノハ  「女は女らしく、男は男らしく?」 解法メソッド あさのあつこ「おまもり」より 読解演習   重松清「じゅんちゃんの北斗七星」より

【今日の一問】コトノハ 問1「言い争うこと」という意味になるように□に 体の一部を表す漢字を入れなさい。  □戦

(正解) 舌

(長男) 口

今回のコトノハはほぼ壊滅だった。

過去のテスト問題などで確認してみたところ、 小学3年生レベルの語彙&読解でさえ苦戦していることが判明。 新6年生組分けテストまであと3週間、どこまで追いつけるだろうか。 勝負の冬休みが目前に迫っている。

国語Bテーマ 物語文 谷本美彌子「アフリカの角」より 1993年ソマリア 内戦で故郷の村を追われた10歳の少年トンデュは母と共に難民キャンプで暮らしていた。 トンデュは持ち前の丈夫な体と明るい性格で、落ち込みがちな母を慰めるために歌ったり 踊って見せたりした。

ある日突然トンデュの難民キャンプが閉鎖されることになり、別のキャンプに移動する ことになったが、そこは多くの人が集まる不衛生な環境だった。 トンデュは伝染病に罹って日に日にやせ衰えていき… という物語。

とにかく、悲惨の一言に尽きる。 そんな状況でも明るさを失わず懸命に生きるトンデュ、 息子を心の支えにしながらも過酷な現実に打ちひしがれる母。 戦禍の犠牲になった市井の人々の姿に胸を打たれる。

先週の国語B「15メートルの通学路」に引き続き、 私がぼろぼろ泣いてしまう一方で 長男は「ふーん、なんだかよくわからない」と一蹴。 単純に語彙力不足で文章を理解できないというのではなく、 根本的に人間としての感受性が欠落しているのだろうかと 真剣に悩んでしまう。

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