SAPIX5年生 国語52-23
国語Aテーマ コトノハ「これからの地球」 解法メソッド 説明文 選択肢の攻略2 (指示語に注目しよう!) 小泉武夫「いのちと心のごはん学」より 読解演習 大塚柳太郎「地球に生きる人間-その歩みと現在-」より
コトノハと読解演習のテーマは環境問題。これは社会科でも学習しているので 少しは理解しやすかったようだが、とにかく言葉が出てこない。
解法メソッドのテーマは食育。微生物の学名など耳慣れない言葉で思考停止、 大まかな話の流れをつかむことができなかった。
圧倒的な、語彙力不足。 知らない単語が出てきたとき、それが文章中で重要なのかどうかという判断ができない。 「食育とは」という重要な概念も、「微生物の学名」という知らなくても差し支えない用語も、 全部まとめて「わからない」で切り捨ててしまう。
【今日の一問】コトノハ 問十二「着実に」という意味になるように、□に漢字を入れなさい。 □に□を着けた
(正解) 地/足
(長男) 当然のように、白紙解答。 言葉ナビや国語の要を一からやり直して語彙力強化を図らなければ。
国語Bテーマ 物語文 水谷すま子「傘の舞った日」より 太平洋戦争の終戦直前、カナエの家の周辺が空襲に遭った。 かろうじて助かった子供たちは学校に集まるが、 校舎のあった辺りも焼け野原になっていた。 宮子は助かった。傘工場を営んでいる家も燃えなかったが母と弟は亡くなった。
その後、宮子は結核に罹って学校に来なくなった。 カナエと文子がお見舞いに行くと、宮子は 「空襲のない空の下でなら麦の束だって担ぐ」と悲痛な夢を語る。
それから一カ月、終戦を迎えた。 宮子は治ってみせる、と気丈な様子を見せていたが病状は悪化していた。
夏の終わりのある日、カナエが学校の畑に水やりをしていると突然竜巻が発生した。 空を見ると、宮子の家の方に風の柱が立ち、色とりどりの傘が舞い上がっていて… という物語。
戦争の悲惨さ、不条理を強いられる子供たち、ささやかな夢やカタルシス、 どっぷり感情移入して泣いてしまうのは私が大人だからなのだろうか。 全く情景を思い描くことのできない長男にとっては、 さっぱり訳の分からない物語だったようだ。
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