2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 国語52-22

国語Aテーマ コトノハ「敬老の日 解法メソッド 物語文 本田有明「ぼくたちのサマー」より 読解メソッド 物語文 井上雅博「この空の下で」より

今回のテキストから「解法メソッド」が始まった。 副題「選択肢の攻略1(主語に注目しよう!)」と銘打ったものだ。 解答・解説の冊子を見ると各選択肢のどこが適切(不適切)か、 懇切丁寧に説明がある。 「ただ、なんとなく」といいかげんに選択肢を選ぶのではなく、 明確な根拠をもとに選択肢を選び取る力を身に着けていくのが狙いなのだろう。

答え合わせで丸付けをしただけで終わりにしてはいけない。 自分の判断の何が正しかったか(間違っていたか) しっかり確認して検討することで実力向上を図っていく。

それにしても、長男は読解以前に語彙力がなさすぎる。 あまりに言葉を知らなさすぎることに頭を抱える。

【今日の一問】コトノハ 問一「還暦」のそれぞれの年齢を答えなさい。 還暦…数え年で(  )歳

(正解) 六十一 (長男) 六十

六十年で干支が一周するから、還暦は六十一歳。 ここで、よもやの「『数え年』って、何?」という爆弾発言が飛び出した。 絶望ついでに聞いてみたところ、十二支もまともに覚えていなかった。

国語Bテーマ 説明文 岩崎駿介「地球人として生きる」より 人間はどこに住んでいようと生きるについて二つ条件が必要である。 それは物質的条件と精神的条件だ。 自分の住んでいる地域と外側とに境界線に縄を張ってみると、 「ひと」「もの」「エネルギー」「ゴミ」「情報」の5つが 線を横切って移動していることがわかる。 「もの」「エネルギー」「ゴミ」の移動は物質的条件を規定し、 「ひと」「情報」の移動は精神的条件を規定する。

筆者は環境問題を例に挙げ、 物質的には関係していながら、精神的には全く関知していないという アンバランスさを改善していかなければならないと説く。

SAPIXの授業があった日は、帰宅するとすぐにその日の内容を聞くことにしている。 どんな話だったか要約して教えてほしい、と長男に言うといきなり泣き出した。 ほとんど理解していないから、何から話していいのかわからなかったようだ。 少し落ち着いたころを見計らって、テキストを見ながら話をさせるが 具体的な事例の説明に執着するばかりで筆者の主張が全く見えてこない。

毎週のことながら、心が折れそうになる。

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