SAPIX5年生 社会540-19
テーマ 日本の交通・通信 日本の陸上交通~自動車と鉄道~、 海上交通と空の交通~船と飛行機~、 通信の発達、を学習。
陸上・海上・航空の交通について、それぞれの特徴や長所・短所などを学習。 時代の流れと物流の変化、問題点なども整理する。 「人や物を運ぶ」交通に対して、「情報を運ぶ」通信については 郵便や電話、マスメディア、インターネットの歴史や特徴を学習。
【今日の1問】授業の確認問題~実戦編~ 4⃣(2)※2014年度桜蔭中学改題 日本ではヨーロッパなどに比べ、内陸の河川交通はあまり盛んになりませんでした。 その理由tpして、日本の河川は船がさかのぼりには急流が多いという地形的な理由とともに 気候的な理由もあります。日本の気候が河川交通に与える影響を、下の河況係数 (河川のある地点で調べた最大流量を最小流量で割った数値)の表を参考に答えなさい。
日本 | 河況係数 | ヨーロッパ | 河況係数 |
信濃川 | 117 | テムズ川 | 8 |
荒川 | 3968 | ドナウ川 | 4 |
紀ノ川 | 6375 | ライン川 | 18 |
江の川 | 1415 | セーヌ川 | 34 |
(正解例) 日本は季節ごとの降水量の変化が大きく、河川の流量も大きく変わるため 船が安定して通ることができない。 (長男の解答) 大雨により川が増水しやすくなるから。
「河況係数」という初見の語句に動揺し、思考停止しかけた長男。 単に「数字が大きいほど河川の流量の変化が激しい」ということなのだが ただでさえ緊張する入試本番で知らない用語に出くわして狼狽したら 制限時間内に平常心を取り戻して解答の記述をするのは困難だろう。
御三家を目指すためには周到な準備だけでなく 強靭なメンタルも求められる、ということを改めて思い知らされた。
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