2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX 5年生 国語No.11

新型コロナウイルスの影響で対面授業は当面なし。 配信された解説動画を視聴しながら家庭学習、 その後zoomを使用したオンライン授業を受講する。

国語Aテーマ 知の冒険「分解すると見えてくる言葉の性質~品詞~」 品詞の種類、文の基本的な形、名詞とは、動詞とは、形容詞・形容動詞とは、 副詞とは、注意したい副詞、連体詞、接続詞、感動詞、を学習。

日本で暮らし、日本語で日常会話をしていればなんとなく身につくことなので 文法を学ぶ機会は少ないが、文章の構造と意味を正しく理解するためには必須。 小学2年生までほとんど日本語ができず、 未だにかなりアヤシイ言葉遣いをすることも多い長男には 特にしっかり学習してほしい。 練習問題[12]次の4つのうち、文法上性質が異なる物を選び、記号で答えなさい。 ②ア 朝 イ 起きる  ウ あいさつ エ 登校 正解:イ(これだけ動詞で他3つは名詞) 長男の解答:ア(ウ あいさつする エ 登校する、と勝手に動詞に変換していた。)

 

国語Bテーマ 物語文 齋藤了一「源じいさんの竹とんぼ」より 竹細工を生業とする源じいさんと地域の子供たちの交流、町の子たちとの軋轢など 「冬」と「春」、「ぼくら」と「町の子たち」の対比で読み進める。 長男は比較的理解しやすかったと言うが、 内容について聞いてみると全くと言っていいほどわかっていない。 問一「源じいさんが、ぼくらにアメ玉をごちそうしてくれるのは、そんな日でした」 とありますが、「そんな日」とは、どのような日ですか。30字以内でまとめなさい。 模範解答「源じいさんの作ったざるやかごが売れてお金が入った日」 長男の解答「竹で作られたざるやかごがパッと消えたようになくなっている日」 確かに、本文中にこのような下りがあるが… 私「何故ざるやかごがなくなると子供たちにアメ玉をごちそうできるの?」 長男「ざるとかがなんでなくなったのかわからない」 私(かなり衝撃を受けて動揺しつつ)「捨てた?」「盗まれた?」 長男「う~ん、そうじゃないとは思うけど…」 私「ざるとかがなくなったのは売ったからで、そのお金で子供たちにアメ買ったんだけど」 長男「え~っ、そういうことだったの?!」

さて。今回、国語の初めてのオンライン授業があった。 授業中、私は不具合があった時に対処できるよう 長男が受講している隣の部屋で待機していた。 そこから漏れてくる声を聴いていると 先生「はい、長男君!ボールペン分解して遊ばない!!」

駆け寄って張り倒したくなるのを必死で我慢する。 わからない→退屈→先生に注意される→やる気を無くす の無限ループなのだろう。

絶望的なまでの徒労感。

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