2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 国語52-08

新型コロナウイルスの影響で臨時休講、4教科一週間分のテキストが郵送で届いた。 配信された解説動画を視聴しながら家庭学習。

国語Aテーマ コトノハ「見えない世界への旅路」 「(空想に)ふける」、「思い込み」の言い換え、 本文中での「縛られる」、「しのぐ」の意味、等の語句を学習。

読解メソッド 阿部夏丸「見えない敵」より ケンジとタクヤは釣りをしながら会話している。 アキラとマサアキが勝手にケンジの名前で他校の生徒に決闘を申し込んだことについてだ。ケンジはケンカの強いアキラと勉強ができるマサアキに逆らっても無駄だと諦めているが ケンジを慕うタクヤは決闘に行くのはやめよう、と提案する。

ケンジは弱虫な自分を恥じている。 それでも結局二人には逆らえないので決闘に行くことに決めた。 タクヤは怒りもがっかりもせず、ケンジと一緒に行くことにする。

ケンジとタクヤの心情、アキラたちとの力関係、イキイキとした描写で理解しやすいと思うのだが 半分以上、不正解。

読解演習 はまなかあき「ライバル おれたちの真剣勝負」より プロ棋士になることを夢見る「おれ」は県大会で優勝して 小学生名人戦に出場することを当面の目標としているが、 最近は将棋が嫌いだと感じている。

もっともそれは「おれ」を使って自分の夢を叶えようとしている父への反発心だった、 ということに気付いてしまった。 時計の針が元に戻らないように、一度指した手を戻せない将棋のように、 もはや将棋も父も大好きだった頃には戻れない。 それでも、「おれ」と父には将棋しかない。 「おれ」に負けた父はライバルと一緒に大会に出場することを認めてくれた。

一時期将棋にハマっていた長男だが、次男に勝てないのでやめてしまった。 それでも少しは気持ちがわかるのか、比較的よく理解できていた。

国語Bテーマ 説明文 日高敏隆「ぼくの博物誌 ネコの幸せ」より 筆者は飼い猫「オワ」の様子を観察していた時に 「ネコにとって何が幸せなんだろう」と考えてしまうようになった。 (中略) 筆者は「人間と動物とどこが違うか」とよく聞かれるが、 それぞれ違うパターンの生き方をしているだけであって 人間は動物より偉いという訳ではない、と考えている。 動物たちの生き方を知ることで、人間の生き方も見えてくるのではないだろうか。

深く考えさせられる内容であるが、平易な語り口で親しみやすい。 日本語力の極めて低い長男でも概ね理解できた。

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