2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX4年生 7月度組分けテストの反省点(理科編)

偏差値58、4教科中2番目に良い結果となった。

長男は理科に強い苦手意識を持っていて 家庭学習もなかなか自分からは取り組もうとしない。

主な誤答 1⃣(4)「バターがとけて」と同義の「とけた」を選ぶ4択問題 正解は「かき氷の氷がとけた」だが長男は「酢に入れた卵の殻がとけた」を選択。

バターや氷は温度による状態の変化、卵の殻は炭酸カルシウムと酢酸の化学反応。 まだまだ日本語の同音異義語の理解が不十分なようだ。

1⃣(6)ラムネの温度とラムネに溶けている二酸化炭素の量を示すグラフの3択問題 温度が上がると二酸化炭素は減少する、が正解だが 真逆のグラフを選択。

”溶解度曲線=食塩や砂糖など、右肩上がりのグラフ”と思い込んでいたようだ。 炭酸飲料が嫌いなので「ぬるくなって気が抜ける」ということも知らないのだろう。

2⃣(1)③クモのからだのつくり  (2)①モンシロチョウの幼虫の食草  (3)②土の中や落ち葉の下の温度の特徴    ③変温動物であることの利点     ※全て4択問題

虫が嫌いなのでテキストや図鑑を見たがらない。 インドア派なので自然の動植物を間近で見る機会もほとんどない。 学習と割り切ってほしいのだか 生理的嫌悪感があるものを無理強いしても逆効果にしかならないだろう。 どうしたものか、悩みどころ。

3⃣(2)ホタル型おもちゃの材料に使ったときに豆電球が光ったものを全て選ぶ

問題文中の”全て”を見落として一つだけ解答したため不正解。 雑に読み飛ばす癖が治らない。

(4)②仮説が正しいとしたら実験結果はどうなるか(4択問題)

理科の知識というよりも国語の文章読解力が求められる問題だろう。 順を追って話の流れをつかむだけでいいのだが 難しく考えすぎたようだ。

課題の多い内容とはいえ高得点に気を良くした様子。 これを機に理科学習のモチベーションが上がることを期待する。