2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX4年生 国語No.17

国語Aテーマ コトノハ「堪忍袋の緒」 「偏食で給食をなかなか食べられない子に対して 露骨に不満をぶつける班の子たちの態度に 主人公は我慢の限界を超えた」という内容。

超偏食な長男には感情移入しやすい内容だったようだ。 語彙の確認だけですんなり終了。

読解メソッド 説明文[文章] 「クモの”巣”は獲物を捕る道具であるが 全てのクモがそれを住処にしているわけではなく クモの種類ごとによっていろいろ違いがある」という内容。

比較的わかりやすかった様子。

読解演習 「自然林と人工林の対比、洪水を防いで水を貯える仕組みについて」という内容。

4択問題の選択肢の文章を雑に読み飛ばしているので 違いを見極めることができない。 見覚えのあるキーワードに飛びついて選ぶクセを改めさせなければ。

漢字練習 「とめ、はね」ができない。 雑に書きなぐるので「はらい」のようにしか見えない。 文字の形を確認しながら書き直し。

国語Bテーマ 物語文「祭りがやってきた」

「新しい土地になじめず話をしなくなった主人公が 助けた子ぎつねが祭りを見せてくれたおかげで 転校生の女の子と話せるようになり 友達になることができた」という物語。

2年前、長男自身も日本語がほとんど話せずいじめに遭ったというのに 言葉遣いをからかわれて話ができなくなった主人公の気持ちには 感情移入できないようだ。

祭りというキーワードにも無反応。 日本でもアメリカでも何度も連れて行っているのに 全て忘れているのだろうか。

単純に日本語の語彙が貧弱というだけの問題ではない。 登場人物の感情の起伏を感じ取る力、 情景を思い浮かべる力が極端に弱い。 (やはり、発達障害なのだろうか)

似たような実体験のある内容でさえこの有様なのだから 今後、時代や社会背景の違う物語文が理解できるようになるには 相当な努力と工夫が必要となる。