2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX6年生 国語62-07

国語A 解法メソッド:空欄補充問題の攻略1(指示語・接続語に注目しよう) ・花里孝幸「生態系は誰のため?」 文章テーマ:自然との付き合い方(論説文) ①高槻成紀『唱歌「ふるさと」の生態学 ②大倉茂「カブトムシから考える里山と物質循環」 福岡伸一「新版 動的平衡ー生命はなぜそこに宿るのかー」 ④高槻成紀「動物を守りたい君へ」

【今日の一問】コトノハ実践編ステップ3 ①唱歌「ふるさと」歌詞の空欄補充 兎追ひし かの(a) 小鮒釣りし かの川 (中略) 山は青き 故郷 (d)は清き故郷

問一(a)~(d)にあてはまる言葉を選び、記号で答えなさい ア 雨 イ 水 ウ 山 エ 夢

(正解) a:ウ d:イ

(長男) a:ア d:ウ →こんな歌知らないからわからない、と不機嫌爆発。 兎を追った(a)⇔鮒を釣った川 山が青い故郷⇔(d)が清い故郷 という対比に着目すれば、知らなくても解答できる(はず)

当然ながら「志をはたして いつの日にか帰らん」の歌詞は 「帰らん」?「帰らない」ってこと?という、お約束の勘違い。 現代の標準語の語彙でさえ不足しているのだから、理解できる訳が無い。

国語Bテーマ  物語文 由起しげ子「女中ッ子」 勝見は幼い頃に妹に大怪我を負わせて以来、母の梅子に嫌われている。 家の中で勝見の味方をしてくれるのは女中の初だけだ。 勝見は運動会の競技で初と走って一等になったが、そのことに対して 「ずる」をしたと罵られ… という物語。

勝見は父の上司の子である「新ちゃん」とはもめ事を起こさないよう、 母から厳しく注意されていたのだが、長男はその理由が理解できない。 彼の考えでは、相手は”虎の威を借りる狐”であって、 自分が正しいのだから堂々と戦えばいい、というのだ。 それはそれで正論なだけに、上司の心証が悪くなったら困る、という 大人の事情は受け入れがたいのだろう。

物語文の読解に想像力は必要だが、長男自身の意見は必要ない。 どうすればその区別ができるようになるのか。頭を抱える。

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