2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 国語52-18

国語Aテーマ コトノハ「母の写真」 読解メソッド 随筆文 川上弘美「立ってくる春」より 読解演習   随筆文 向田邦子「言葉は怖ろしい」より

随筆文は筆者の「体験」と「意見や感想」に着目して読解を進める。 それを区別する時点で大苦戦する長男。先は長い。

【今日の1問】読解演習 (筆者が父と共に父の上司の家に年始の挨拶に行った際に 筆者の失礼な発言のせいで父が身の縮む思いをした、という場面) 問1『父は上役の手前、大いに閉口したらしく』という一節で ここでの「閉口した」の意味としてふさわしいものを選びなさい ア 何もしゃべらない イ どうにもならなくて困る  ウ だまってその場をごまかす エ 激しく起こる (正解)イ (長男の解答)ア 意味を知らなかったので字面から類推、 「閉口」→「口を閉じる」→「しゃべらない」と考えた、とのこと。 選んだ肢をもとの文章に当てはめて、意味が通じるかを確認すべし。

国語Bテーマ 物語文 吉橋通夫「さんちき」より 祇園祭の山鉾を作る車大工の見習い「三吉」の物語。 三吉は出来上がった車にこっそり自分の名前を彫ろうとしたところ 親方に見つかってしまい…

幕末の不安定な政治情勢、その中で逞しく強かに生きる市井の職人を描いた物語。 職人が自分の作品に名前を残す、というのは決して珍しくない。 夫も似たような経験があるようで、社会人初期の武勇伝(?)を披露したところ 息子たちは興味津々で聞き入っていた。 身近な人の体験談があると物語の世界も想像しやすいのだろう。 今回はしっかり内容を理解できた。

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