2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 算数510-18

テーマ 割合(4) 食塩水基本(1)~(3)、食塩水を混ぜる(1)・(2)、加水、 蒸発、加塩、出し入れ(1)・(2)、やりとり、等量交換、等を学習。

ついに来た、濃度。 濃度の計算の基本から始まり、希釈、2種類以上の混合、など 複雑な手順を正しく解釈して計算する必要がある。

【今日の1問】デイリーアプローチ51-18⑥ 1⃣容器Aには5%の食塩水が360g、容器Bには14%の食塩水が600g入っています。 容器Aの食塩水を120g取り出して容器Bに移し、良くかき混ぜました。 その後、容器Bから360gの食塩水を取り出して容器Aに移したところ 容器Aの食塩水の濃さは(①)%、容器Bの食塩水の濃さは(②)%になりました。 (正解) 「容器Aから120g取り出して」 食塩水中の食塩は120×0.05=6g もともとの「容器B」に入っている食塩は 600×0.14=84g よく混ぜる その結果、容器Bに(6+84)÷(120+600)×100=12.5%の食塩水が720gできる。 容器Bから360g取り出して 食塩水中の食塩360×0.125=45g 容器Aに移す 容器Aに残っているのは5%の食塩水が240g、そのうちの食塩は240×0.05=12g、 ここに容器Bの食塩水を混ぜると (12+45)÷(240+360)×100=9.5% ①9.5% ②12.5%

(長男の解答)①19% ②14% ①操作前には容器A中の食塩水360g中には食塩が360×0.05=18g入っていて、 同じく操作前の容器B中の食塩水360g中には食塩が360×0.14=50.4g入っている。 (18+50.4)÷360×100=19% ②最初の操作で容器Aの食塩水120gを加えていることを完全に無視、「濃度変化なし」

塩だけに着目して水を完全に度外視している清々しいまでの勘違い。 ①最初の濃度より濃くなる要素がどこにある。 ②濃度の違う食塩水を混ぜているのに濃度が変化しない訳がない。 直感的に「何か、おかしい」ことに気付け。

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