2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 3月度組分けテストの反省点(国語)

偏差値41。安定の低空飛行。低すぎる国語力は他教科の足も引っ張っている。 5年生のうちに最低でも偏差値55は超えないことには難関校受験のスタート地点にさえたどり着けないのだが 本人にはそういった自覚が全く無いようだ。

主な誤答 1⃣漢字の読み書き、2⃣語句の意味、は確実に全問正解しなければならない。 努力不足としか言えない。

3⃣説明文 石井 誠治「私は樹木のお医者さん~木々の声を聞きとります~」より ロマティア・タスマニカとソメイヨシノを例にして「挿し木」と「接ぎ木」を説明、 樹木の寿命について論じた文。 ほぼ全滅。ほぼ全文に傍線を引いているので、どこが本当に重要な箇所なのか途中でわからなくなった様子。

4⃣物語文 斉藤飛鳥「子ども食堂かみふうせん」より 主人公の少女は自分が地味でつまらない子だがかっこいい男の子に恋をしている時だけ輝ける、と思っている。 その彼の気を引きたい一心で子ども食堂を訪れ、夕食を待つ子供たちとボードゲームで遊んだ。 夕食の時間になり、主人公は彼の食事マナーの酷さにすっかり幻滅してしまう。 恋心という支えを失ってすっかり落ち込んでいたところに食堂のおばさんがやってきて 次もボランティアとして子供たちを楽しませてほしい、と頼まれる。 おばさんの言葉で主人公は自信を取り戻し、明るく前向きな気持ちになる。 という物語。

4択問題8問中7問が正解率60%以上という結果から見てもわかるが、 組分けテストの物語文にしてはかなり平易な内容。 解きなおしをさせたところ、あっさり正解にたどり着いた。 いつもなら本当に内容を理解していないが故の失点が多いが、 今回はそこそこ理解した上で見当違いな肢を選んでいる。

危機感と緊張感が著しく欠落している。 かろうじてα最下位に残留したせいで「喉元過ぎれば熱さを忘れる」状態になるのを危惧する。 いっそのこと大幅にコース降格した方が良い刺激になったのではないか、とさえ思ってしまった。

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