2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX4年生夏期講習10日目 国語⑧

テーマ 物語文『おとうとがやってきた』

主人公は母親の妊娠を知って以来、 弟と一緒に楽しく暮らす空想で頭が一杯になっていたが、 病院で初めて産まれたばかりの弟を見たときに 空想と現実が違うことに失望する。

その後も母親は弟の世話に忙しく、 以前のように主人公の相手をしてくれなくなった。

主人公は弟と一緒に遊ぶことばかり空想していたが、 実際には名前を呼んでもわからないし、あやしても笑わない、 というのも不満だった。

そんなある日、弟が泣いているので 母親に言われておしめを替えていたところ 弟におしっこをひっかけられた。 名前を読んでにらみつけたところ、 弟は主人公の顔をじっと見つめて、にっこり笑った。

主人公はそれがうれしくて興奮した。

という物語。

主人公の気持ちの変化を風船にたとえて その大きさの変化で期待や失望を表現する、という 物語文によくある手法。

下の子の世話はどうしても手かかかるのでそちらを優先させてしまう、 というのは親の都合であって 上の子は寂しいしおもしろくない、と思ってしまう。 それが弟の笑顔をきっかけに一気に愛着がわく、という 現実にもありがちな内容だった。

ちなみに長男と次男は3歳差、弟が産まれたときのことは全く覚えていないとのこと。

夏期講習漢字テスト第3回 100点

漢字は学習したことが点数に直結する。 今後も「とめ」「はね」「はらい」を正確に、丁寧に書くように、とだけコメント。