SAPIX4年生夏期講習4日目 国語③

テーマ　説明文「『チンチン電車』に乗ろう！」

「チンチン電車」、いわゆる路面電車はかつては市民の足として 日本全国60以上の地域で走っていたが 現在では自動車の利便性に押されて激減している。

ところが自動車の排気ガスが環境に悪影響を与えていることから 二酸化炭素を排出せず、多くの人を運べて、街中を走れる、という 路面電車の利点が近年ヨーロッパで見直されてきている。

新型の車両は消費エネルギーがより少ない、快適、 ベビーカーや車いすでも利用しやすい、など 地球環境にも人にもやさしい乗り物になるよう進化している。

日本ではまだそれほど注目を浴びておらず、 路面電車を走らせようという動きは大きな広がりを見せていない。 再び「市民の足」として復権するか、 このまま「時代遅れの乗り物」として消えてしまうかは未知数だ。という内容。

長男は電車や乗り物が好きなので 今回の文章は理解しやすかったようだが 好きだからこそ、文章読解とはほとんど関係ない無駄話ばかりしたがる。