2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX5年生 冬期講習 国語F52-04

テーマ 随筆文 日高敏隆「春を探しに」「二月の思い」 幼少期の筆者にとって、春といえば見た目で春を感じられる時期のことだった。 そのため寒々とした正月に「新春」という言葉を使うことに強い違和感を持っていた。 後に、現実の春を探して歩きまわるようになると2月頃の寒い日でも植物は芽吹き、 虫も活発に動いていることに気付く。 動植物はそれぞれが独自の論理で生きている。 人間は気温など表面的な基準で春の訪れを考えがちだが、 動植物は概年時計で春を感じている。 という文章。

自然や動植物に全くといっていいほど興味や関心のない長男。 冬から春へと季節が移り変わる様子の描写を読んでも、 何一つ感じるものがないようだ。

もっとも長男本人がどう感じるかなど、文章読解には必ずしも必要ない。 むしろ、乏しい感受性や貧弱な語彙力から生じる独自解釈など無い方が良い。 ということは私自身も頭では理解しているつもりだが、 あまりに世俗に無関心すぎるのはいかがなものかと思ってしまう。

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