2022開成への道

国語偏差値25帰国子女の中学受験挑戦記

SAPIX4年生 冬期講習 国語④

テーマ 物語文「クオレー愛の学校ー」デ・アミーチス「クオレー愛の学校」より イタリア・トリノの小学4年生エンリーコ(「ぼく」)の身の回りの出来事に関する物語。

「ぼく」の同級生たちがが下校中に雪遊びをしていたところ 雪玉が通りかかった老人の目に当たり、メガネが割れてレンズの破片が老人の目に刺さった。 投げた少年はすっかりおびえていたが友人たちに促されて老人に謝りに行った。 怒り狂った大人たちが少年を乱暴に扱って謝罪させようとしたが、 一部始終を見ていた校長先生が少年の勇気ある行動を認めてその場を収めた。 「ぼく」は自分が同じような状況に陥った時には 勇気を出して自分の過ちを正直に白状することを父と約束する。

ケガをした老人は「ぼく」の同じアパートの住人だった。 数日後に「ぼく」がお見舞いに行くと雪玉を投げた少年が後からやってきて…

という物語。

道徳の教科書のような物語。 正直に生きること、素直に謝ること、相手を思いやること、等々 それぞれの登場人物の視点から物語を捉えるとより理解が深まる。